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ソラマメ、適期まきとアブラムシ防除がポイント

 

世界最古の農作物の一つ、原産地は北アフリカからカスピ海沿岸といわれますが、諸説あります。
若いさやが空に向かって実るので「空豆」、豆の形が蚕が作る繭に似ているところから「蚕豆」とも呼ばれています。
近頃は年末から出回り始めますが、本来は初夏を代表する味覚品です。
タンパク質、糖質、ビタミン類やミネラルが多く含まれ栄養豊かですが、収穫後の糖含量の減少は極めて早く、食味が落ちやすいので、適期を見届けて収穫し、できるだけ早く食べたい作物。育て方もやさしいので、家庭菜園にはぜひ取り入れたい作物です。


(1)    種まき

育て方のポイントは適期まきを守り、アブラムシの防除対策を怠らないことです。
種のまきどきは10月中〜下旬(関東南部以西の平たん地では10月20日前後)ですが、寒冷地では早くまき過ぎると冬までに大きく育ち過ぎ、寒害を受けやすくなるので、それよりもやや遅まきに、温暖地ではやや早まきにすることが大切です。
品種は大粒で食味が良く、3粒入り率の高い品種(「仁徳一寸」「三連」「打越一寸」など)を選びます。
ソラマメの種子は作物の中では一番大きく、発芽には水分と酸素を多く必要とします。よく発芽させるには深くまき過ぎないこと。お歯黒(図参照)を斜め下方に向けて土に差し込むようにし、芽が地上に出やすくすることが大切です。

 

(2)    害虫防除
近年アブラムシからの感染によるウイルス病の被害が大変多く見られるようになっているので、種まき後畝全面を黒色ポリフィルムでマルチングし、飛来を回避するよう努めましょう。生育初期や春になって茎葉が旺盛に繁茂する頃、アブラムシが大発生しやすいので、早めに薬剤散布します。
ソラマメの実の付き具合をよく見ると、下方から数えて5〜8節でよく実止まりし、その上方の物は実止まりしないのが一般的なので、上方の茎葉は不要ですから、実太りを見届けてから刈り取ってしまうと、アブラムシの発生を抑えることができます。刈り取ることにより葉茎倒伏を防ぐこともできるので、一挙両得です。

 

(3)    収 穫
収穫の適期は、さやの中の実が大きく膨らみ、実を見るとお歯黒が色づいている状態のときです。

 

板木技術士事務所●板木利隆
イラスト:小林裕美子

 

| touzai7 | 営農ナビ(食材レシピ) | 09:25 | - | - | pookmark |
冬の鍋物用シュンギクはこれからがまきどき
 
 冬の鍋物に欠かせないシュンギクですが、天ぷらやおひたしにも向き、近年は生のままサラダやトッピングにと、幅広く用いられるようになりました。
 いずれも取りたての新鮮さが魅力。栽培もしやすいので家庭菜園の野菜としてはうってつけです。
 地中海沿岸地方の原産、日本へは中国を経て室町時代に渡来し、江戸時代から栽培が盛んになりました。春に黄色い花をにぎやかに咲かせるので「春菊」の名が付けられました。地域によっては「菊菜」と呼ばれることもあります。

 

(1) 種まき
 まきどきは9月。種の準備をしましょう。葉の切れ込み具合によって、大葉種、中葉種、小葉種に分かれますが、現在主に流通しているのは切れ込みが目立つ中葉種です。
 切れ込みが浅く大型の葉の大葉種は葉肉が厚くて柔らか、香りが強いです。この他に、茎が太くて長く伸びヤシの木のような草姿となり、癖の少ないスティックシュンギクがあります。サラダや天ぷらにしておいしいです。
 土壌に対する適応性はかなり高い方ですが、乾燥には弱いので、保水力のある畑を選びましょう。
 生育温度は15〜20度ですので、低温期に良品を得るには、フィルムやべた掛け資材により保温します。
 種まきに際しては、シュンギクの種子は充実度にばらつきがあり、もともと発芽率が低い性質があるので、やや厚まきにし、芽が多く出たところを間引きして生育をそろえるようにしましょう。種子は向光性で、覆土が厚いと発芽しにくいですから、覆土はやや薄めにし、覆土が厚い部分は芽が出たら間引きます。間引きは本葉2枚の頃2〜3cm間隔に、本葉7〜8枚の頃5〜6cm間隔を目安とします。間引き後は畝間に追肥し、軽く耕し込んでおきます。

 

(2) 収穫
 収穫は、株ごと抜き取る方法と、本葉10枚ぐらいになったら下の方の葉を3〜4枚残して中心の茎を摘み取る方法があります。摘み取りの場合は、中葉種の中でも茎が伸びやすい新種を用い、最終株間を10cmぐらいに広く取り、多くの良い側枝を出させるために図のように摘み取ります。
     板木技術士事務所●板木利隆
  イラスト:小林裕美子
| touzai7 | 営農ナビ(食材レシピ) | 09:21 | - | - | pookmark |
締まりよくずっしり重いハクサイ作りのコツ
 
 出来の良いハクサイの球は、70〜100枚の大小多くの葉から構成されています。これだけの葉を、天候の変わりやすい夏から秋にかけての短期間で育て上げるには四つのポイントがあります。それは「まきどき」「苗作り」「元肥と追肥」「病害虫対策」です。要点は次の通りです。
(1) まきどきを守る
 まきどきは8月下旬ですが、早過ぎると暑さのため生育不良や病害虫に悩まされるし、遅過ぎると低温になり、また花芽が分化し葉の大きさや枚数が確保できなくなります。生育適温は15〜20度なので、その温度帯に最大生長期が重なることが大切です。品種の特性と地域に応じたまきどきを守ることです。まきどきの幅は5日ぐらいと限定されます。
(2) セルトレイで健苗を作る
 128穴のセルトレイを用いるのが便利です。育苗専用の、ピートモスを多めに含んだ用土を用い、各穴に均一に詰め、軽く指先で押さえて調整し、セルの仕切りが見えるようすり切り、たっぷり灌水(かんすい)してから、各穴4〜5粒の種をまきます。そしてふるいで均一に3〜4mmの厚さに覆土し、もう一度軽く灌水し、新聞紙を2枚重ねに覆い、乾いたら上から灌水します。3〜4日で発芽するので、遅れずに新聞紙を取り除き、晴天なら朝夕灌水し、育つにつれて間引き1本立てにし、20日ほどで本葉3〜4枚の苗に仕上げます。  植え付けは1カ所2本ずつとし、本場4〜5枚になったら1本立てにしましょう。
(3) 元肥と追肥を入念に
 ハクサイは多肥を好むので、元肥には良質の完熟堆肥と油かす、化成肥料、できれば有機配合も加えて多めに施します。根系は浅く広く分布するので、畝全面にばらまき18〜20cmの深さによく耕し込みます。  追肥は植え付け半月後に第1回を株の周りに施し軽く土に混ぜ込みます。その半月後に第2回を、さらに12〜14日後に第3回を、畝の側方に軽く溝を切って化成肥料を施し、畝に土を寄せ上げます。こうして短期間にどんどん生育させましょう。
(4) 病害虫対策
 育苗中や定植後アブラムシやヨトウムシにやられやすく、生育盛りに入ると軟腐病、黒斑病、ベト病などに要注意。初期に防虫ネット被覆、その後は薬剤の早期散布で防除します。葉を傷めないよう注意してください。
     板木技術士事務所●板木利隆
  イラスト:小林裕美子
| touzai7 | 営農ナビ(食材レシピ) | 15:40 | - | - | pookmark |
夏まきニンジン、上手な発芽と管理のポイント
 
 ニンジンはベータカロテンを豊富に含み、粘膜強化や免疫力アップ、老化防止などに役立ちます。品種改良が進み、カロテン含有が高く、芯までよく着色、サラダにも向くなど品質が格段に高まり、家庭菜園での魅力が増大してきました。これからがまきどきの夏まき作型は、秋の適温条件(18〜20度)で育つため作りやすく、中秋から冬にかけて長期間収穫できるので、実益の上がるお薦め野菜です。

(1) 種まきから発芽
 種まきの適期は7月上旬(関東南部以西の平たん地、暖地は中〜下旬)となるので、発芽と初期生育は天候の難しい時期に当たります。そのためこの作型では発芽をそろえて、初期の生育を順調に進めることが大きなポイントです。
 畑の準備として、前作はなるべく早めに片付け、残渣(さ)を残さないようにきれいにし、少なくとも20日前ぐらいまでに完熟した細かな堆肥と油かすなど有機質肥料、少量の化成肥料を全面にまき、深さ20cmぐらいによく耕し込んでおきましょう。元肥はやや控えめにし、施肥の主体は盛んに育ち始めてからにすることです。
 手順として、まき溝はくわ幅で、底面が平らになるよう丁寧に作り、土が乾いていたらジョウロで溝全面に、溝をはみ出さないようにたっぷり灌水(かんすい)し、底面が平らに落ち着いたら種まきします。水が溝からはみ出すと、覆土するとき土がぬれていて困ることになります。
 覆土は種子がやっと見えなくなる程度(5〜7mm)の薄めとします。覆土した後、くわの背で軽く鎮圧し、種子を土になじませておきます。
 まき終わったら溝全面に細かく砕いた完熟堆肥または切りわらで薄く覆って、乾燥や降雨による土のはね上げ、地面の固結を防ぎます。材料は発芽しても取り除く必要はありません。発芽するまでに乾燥したら灌水を心掛け、乾き過ぎないよう注意します。

(2) 発芽から間引き
 発芽ぞろいし、本葉2〜3枚ぐらいに育った頃間引きます。初期は軟弱なので、ある程度密にして共育ちさせることが大切です。本葉5〜6枚になったら第2回の間引きで、10〜12cm株間(品種差あり)の1本立ちとします。
 間引きした後にすぐ追肥すること。雑草が大変生えやすいので遅れずに除草することもニンジン作りの大切なポイントです。
     板木技術士事務所●板木利隆
  イラスト:小林裕美子
| touzai7 | 営農ナビ(食材レシピ) | 14:45 | - | - | pookmark |
キュウリ作り成功のポイント
 
 爽やかな緑と香味、心地良い歯触りが大きな魅力で、夏の食卓には欠かせません。長らく野菜の王座を占めていましたが、今ではトマトやイチゴなどに追い抜かれ一般家庭の消費は低迷しています。その原因としては、家庭での浅漬けの減少、規格が統一されてしまったことなどが挙げられますが、家庭菜園であれば新鮮で収穫の大きさも自由に選ぶことができ、多彩な調理法も楽しめます。上手に育て上げ、良果をたくさん得る成功のポイントは次の5点です。

(1)早い育ちに応えられるように元肥、追肥を上手に適期に施す
植え付けの20日以上前に、畝全面に堆肥、ピーモス、有機配合、化成肥料をまき、18〜20僂凌爾気砲茲耕し込みます。生育吸収が早いので初期から肥効が十分表れることが重要です。追肥は半月に1回くらい、化成肥料と油粕を与え、肥料切れをさせないことが大切です。
(2)誘引、摘心を早めに入念に
毎月見回って図のように子づる(孫づるも同様に)の摘心を行い、親づるの支柱への縛りを遅れずに行きましょう。葉が込み過ぎたら、重なり葉や老化葉、病葉を摘除し採光、通風を良くします。
(3)マルチと灌水(かんすい)で防乾
根張りが浅く、根はもろく乾燥に弱い一方で、葉は大きくて蒸散が盛んなので、それに応じる水分補給と、地面蒸発防止のフィルムマルチや敷きわらが欠かせません。
(4)病害虫防除の薬散を適期に
べと病、炭そ病、アブラムシなどに要注意。特定の株から発生しやすいので、早期に発見、薬剤の早期散布を心掛けましょう。
(5)草勢に応じた大きさで収穫を
収穫果のサイズ100g程度は市場流通でのこと。自家産はそれにこだわらず大きめ(味はこれが一番)、草勢が衰えたら小さめ(モロキュウとして利用)、花丸(雌花開花中のもの、つま物として)、開花中の雄花(料理の飾りとして)など、自由度の高い収穫サイズを楽しみましょう。
     板木技術士事務所●板木利隆
  イラスト:小林裕美子
| touzai7 | 営農ナビ(食材レシピ) | 16:07 | - | - | pookmark |
大玉トマト作り成功のポイント
  トマトには豊富な栄養分やリコピンの抗酸化作用があり、がんや動脈硬化の予防効果も期待されます。またうま味成分であるグルタミン酸を極めて多く含み、食味を豊かに魅力あるものにしてくれます。生食や煮物をはじめ用途は幅広く、毎日のみそ汁の具にしても楽しめます。種類は大玉系、中玉(ミディ)系、小玉(ミニ)系とあり、改良が進み実に多彩な品種が出回っていますが、作りこなしたいのは何と言っても大玉系です。育て方が難しいだけに、成功のポイントは次の4点です。作業の順を追って述べましょう。
(1)元肥の施し方
トマトの根系は、土中で縦型に深く分布するので、これをしっかり形成させることにより過乾、過湿に耐える健全な育ちにすることができ、各花房の果実を確実に着果、肥大させ、尻腐れや裂果などの障害を防げます。2列植えの畝の中央に、幅40僉⊃爾毅械悪僂阿蕕い旅造魴,蝓∩涜舁機質(稲わら、刈り草、芋づるなどの中塾堆肥)、油かす、化成肥料などを早めに施します。
(2)大苗にして定植
育苗は4号ポリ針で8〜9葉展開まで行い、1〜2花開花してから畑に植え出します。確実な着果を図るには着果ホルモン(トマトーン50倍液)の散布がお勧めです。小苗定植では後の生育バランスが極めて取りにくいです。
(3)追肥の適期を守る
早く施し過ぎると窒素成分が効き過ぎ、茎葉の徒長を招きます。第1花房の確実な肥大を見届けてからにしましょう。果実の横径が5〜6儖幣紊砲覆辰燭箸海蹐目安です(施肥量は1株当たり油かすまたは有機配合大さじ4杯、化成肥料大さじ3杯ぐらい)。その後生育の様子を見て15〜20日に1回ぐらいは同量を施します。梅雨中は与えない事です。
(4)芽かき、薬散を遅れずに
脇芽の伸びは極めて早いので、3〜4僂猟垢気某びる前に必ず行くようにしましょう 毎日、少なくても1日置きです。特に5〜6段以上も長期に取り続ける場合は、摘心した以上した上に出る物も必ず取ります。病害虫は必ず発生します。初発生は局部的ですので、早期に適応薬剤を正しい利用法で散布して防ぎます。
     板木技術士事務所●板木利隆
  イラスト:小林裕美子
| touzai7 | 営農ナビ(食材レシピ) | 10:24 | - | - | pookmark |
多彩な品種で楽しみが増えたジャガイモ
 
 南米アンデス山脈のチチカカ湖周辺が原産地のジャガイモは、日本には16世紀にジャガトラ(現イ ンドネシアのジャカルタ)から伝わり、ジャガイモと呼ばれるようになりましたが、馬に付ける鈴に似たところから馬鈴薯(バレイショ)の名前もあります。種芋を植え付けてから、3か月余りで難しい管理もせずにその十数倍以上もの芋が収穫できます。栽培に当たってまず大切なことは、健全な種芋の確保です。種用として売られている無病芋、休眠から覚めて適度に芽が伸び始めている物を、早めに手配し確保します。かつては大敵のウイルス病のまん廷を防ぐために国の管理下で種芋の生産が行われており、品種は「男爵薯」「メークイン」などに限られていましたが、無病芋の生産が安全に効率良く行われるようになったため、多くの品種がお目見えし、実ににぎやかになってきました。種苗会社のカタログ、店頭に並ぶ商品には「6種類食べ比べお楽しみセット」(タキイ種苗)、「インカ3兄弟」「ジャガイモグルメ8種セット」(サカタのタネ)など特徴品種の組み合わせ品も見られます。栽培ポイントは(1)種芋の切り分け方、(2)植え方、(3)芽の整理、(4)追肥と土寄せ、(5)収穫適期の判断などです。(1)の切り方は図の通りです。切り面の草木灰まぶしの効果はあいまいなので、特に必要ありません。(2)の植え方も図のように切断面を下向きとします。(3)は、地上部にたくさん出た芽をそのままにしておくと本数が多過ぎ、小粒の芋になってしまうので、2本を残して他はかきとります。その適期は草丈15cm内外のところです。早過ぎると晩霜害を受けたとき全部やられてしまうことがあるので危険です。(4)は草丈18〜20僂某びたころ、畝の片側に追肥(1株当たり化成肥料と油粕各小さじ1杯ぐらい)し、その後10〜15僂曚錨擺鵑擦靴泙后マルチしてある場合にはめくって土を寄せ、覆い直しておきましょう。土寄せが足りないようなら半月後に2回目を行い、芋が土上に出ないようにします。(5)の収穫は、茎葉が自然に枯れあがったころが適期です。晴天の土が乾いてから屋内へ取り組みましょう。積み上げると腐敗が多くなります。この他、生育中に葉が異変する疫病が発生し始めましたら、早めに適応薬剤を散布してまん延を防ぎましょう。トマトと同じ病害なので、近くにある場合は特に防除を怠ってはいけません。
     板木技術士事務所●板木利隆
  イラスト:小林裕美子
| touzai7 | 営農ナビ(食材レシピ) | 10:22 | - | - | pookmark |
春一番の種まき、育ちも早くおいしい小カブ
 
 我が国への渡来は縄文時代の後期ともされる大変古い野菜。長い栽培の歴史の中で、全国各地に根付き、好みや用途に合わせて、沢山の地方品種が生まれてきました。これからの品種を取り入れ栽培してみるのも楽しみですが、中でも小カブ(金町系)は品種改良が進んでおり、生育期間が短く、色、形のそろいも良く、おいしいので家庭菜園にはお薦めです。作型を選べば、ほぼ一年中栽培できるのが楽しみですが、他の野菜に先駆けて、春一番に種まきできるのも魅力です。2月は、立春とはいえ、平年なら1月下旬からの寒さが続く厳しい時期。最低気温もこのころ現れる年も多く、霜も降りるので、通常なら野菜の種まきができる時期ではありませんが、プラスチックフィルムをトンネル状に覆い、密閉すれば中は春。多くの地域(関東南部以西の温暖地、北関東以外の寒・冷涼地では3〜4旬遅れ)で、春一番の小カブの種まきができるのです。育て方は、なるべく早いうちに図のように1・2m幅のベッドを作り、全面に良質の完熟堆肥、油かす、化成肥料をばらまき、15僂曚匹凌爾気砲茲耕し込んでおきます。そしてくわ幅よりやや広めのまき溝を3列作り、溝底を平らにならしておきます。畑が乾いていたら、まき溝の外にはみださないよう、じょうろで十分灌水(かんすい)しておきます。種まき後にトンネルを密閉するので、当分水分を保つようにたっぷり灌水しておくことが大切です。種まきは、種子が大変小さいので、厚まきにならないよう1・5〜2儡岾屬稜まきにし、1〜1・5僂阿蕕い慮さに覆土し、くわの背中で軽くてん圧し、ベッド全面に再び灌水してからフィルムをトンネル状に覆い、裾には十分土を掛けて密閉し、地温の上昇を図り、発芽と初期生育を促します。発芽して本葉1〜2枚に育ったならトンネルの頂部に小穴を開けて換気し、外気温が上がり、トンネル内部が30度を超えるようになったら裾を上げて換気し、温度が上がり過ぎないようにきをつけます。本葉2〜3枚ぐらいに育つにつれて、株間が込み合わないよう逐次間引きを行い、灌水して乾き過ぎないよう注意します。生育中2回ほど、列の間に化成肥料を追肥し、軽く土に混ぜ込みます。4月上旬以降外気が十分暖かくなったら徐々にトンネルを取り外して外気に慣らし、根径から5册盂阿鉾鄲腓靴燭藹膽ー穫、利用します。葉もおいしいので捨てずに、有効に利用しましょう。
     板木技術士事務所●板木利隆
  イラスト:小林裕美子
| touzai7 | 営農ナビ(食材レシピ) | 10:00 | - | - | pookmark |
越冬後のイチゴの管理
 
 秋に植え付けた露地栽培のイチゴは、冬の本格的な寒さの下で体を縮めて休眠状態に入っていましたが、厳寒期を過ぎる頃(関東以西の平たん地では2月上旬)から、にわかに新葉が勢いづいてきます。
このころ、株元付近の枯れかかった葉を、付け根からかき取り、きれいに整理し、畑が乾いたらたっぷり灌水し、畝の肩に化成肥料と油かすを1株当たり各小さじ1杯ほど施し、通路の土をかぶせ畝の形を整えておきます。
イチゴの根は肥当たりしやすいので、株のすぐ近くに肥料をまいたり、肥料を大きく耕し込み、根を傷めないように注意してください。追肥した後で、図のように黒色のポリエチレンフィルムのマルチをします。マルチングすることにより、それから開花、肥大してくる果実に、雨で土が跳ね上がるのを防ぐとともに、地温上昇を図り、雑草を抑止し、さらに地面からの水分蒸発を抑えて乾燥を防ぎ、肥料の流亡や土の固結を防ぐなど、さまざまな効果が期待できるのです。
マルチの手順としては、育っているイチゴの上にフィルムを覆い、風で飛ばされないように、周囲の裾に土を掛け足で踏み付けておきます。そして、イチゴの株で盛り上がっている位置のフィルムに、刃物で切り目を入れ、イチゴの葉を傷めないように丁寧に、全ての葉をフィルム上に出してやります。株元が大きく破れたらその部分を土で押さえておきます。また株間に一握りの土を置き、風によるばたつきを防ぐようにしましょう。この他に、イチゴの収穫時期を早めたい場合には、同時に市販の骨材を立て、フィルムをトンネル状に覆ってやります。これにより収穫を約20日ほど早めることが可能です。トンネルの裾には土を掛け風で飛ばされないようにしておきますが、日中の気温が30度以上に上がらないよう、頂部に穴を開けるか、所々裾を上げて換気することを忘れないでください。マルチもそですが、このトンネル掛けも、あまり早く行い過ぎると、咲いた花が低温に遭い、黒変枯死してしまうので、適期を守ることが大切です。イチゴが春を感じ、盛んに伸び始めてくるとナミハダニやアブラムシ、アザミウマ、輪班病、じゃのめ病などの病害虫が発生しやすくなるので、早めに適応薬剤を正しい使用法で散布して被害を防ぎましょう。
 
     板木技術士事務所●板木利隆
  イラスト:小林裕美子
| touzai7 | 営農ナビ(食材レシピ) | 13:52 | - | - | pookmark |
冬の手入れが来年の成果を決めるアスパラガス
 
アスパラガスは、野菜の中では最も長命な部類で、一度植えれば10年ぐらいは収穫を楽しめますが、 毎年良い若芽をたくさん収穫するためには、冬の手入れを適切に行うことが、ことのほか大切です。アスパラガスの成長を年間で振り返ると、若芽の収穫を打ち切り伸ばしたままにすると、葉が開いてどんどん丈が伸び、光合成作用が活発となり、秋に入ると同化養分が根に蓄えられ、11月〜12月には休眠に入ります、霜が2〜3回降り、葉の黄化が進んでくると、休眠はいっそう深まってきます。これからの手入れで大切なことは、葉が完全に黄変し休眠が深まったところを見計らって、地際から5〜6兢紊里箸海蹐之圓魎△蠎茲蝓⇒遒舛晋詫佞閥Δ鉾の外に持ち出し、焼却または廃棄します。この茎葉は、アスパラガスの大敵である茎枯病や斑点病にかかっている場合が多く、病原菌が茎葉の中で越冬して翌年の発生源になるからです。できるだけ被害葉を周辺に散らさずに、丁寧に掃き集めて処分することが肝心です。これらの病害が発生すると、数年もたった大株でも被害を受けて大減収になってしまうのです。茎葉をきれいに片づけたなら、まず、株元に多くの土寄せをしていた場合には土を畝間に戻します。土寄せが多くなかった場合はそのまま、畝間の通路部分を中耕しながら、畝の両側に深めの施肥溝を掘り、その中に粗大堆肥(発酵度が中程度)と、油かす、緩効性の化成肥料を施し、アスパラガスの根株を埋めるように、畝上に土を大きく上げておきます。こうすることで根株を防寒できるので、寒さが厳しい地域ほど土を多く盛り上げておきます。こうして越冬後の3月ごろ、芽の萌芽(ほうが)に支障のない程度に土を取り除き(寄せ土戻し)、畝間に落としておきます。このとき、春の追肥として化成肥料や有機配合肥料などを、1株当たり各大さじ3杯程度を目安として与えておきます。このように再三土を動かすことにより、地面付近に落ちていた雑草の種子の発芽を抑え、除草の手間を省くことができます。栽培年数が長くなり株元の根茎が過密になり、株全体が浮き上がるようになったら、冬の休眠中に株を掘り下げ、分割して他の畑に株間を広げて植え替えれば、再び勢いを回復させることができます。
     板木技術士事務所●板木利隆
  イラスト:小林祐美子
| touzai7 | 営農ナビ(食材レシピ) | 13:25 | - | - | pookmark |
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